漢方よもやま話

『 一日一笑 』

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漢方みず堂の漢方専門相談員が漢方にまつわるお話をしています。
それぞれの個性あるコラムをどうぞお楽しみください。
『 一日一笑 』

「笑いは百薬の長」


「笑いに勝る良薬なし」


 


など、ことわざがありますが、“笑うことは体にいいこと”と思い、私は一日一笑を意識しています。


笑うと声を出し、自然にしている呼吸より、深く呼吸をすることになるため、リラックス効果があり、ストレス発散に繋がることはよく知られています。


皆さんも、笑うと体も心もスッキリした経験があるのではないでしょうか。


 


最近では、笑うとガン細胞やウイルスなどの病気のもとを攻撃し、結果的に免疫力が高まると言われています。逆に、悲しみやストレスなどを受け取ると、免疫力が低下することも分かってきました。


 


漢方ではどう考えるのかと言うと、ストレスは気が滞る(気滞)といわれます。


気とは、「元気」や「やる気」など、活発に生きるうえで欠かせないエネルギーのことです。


気が滞ると、肩こりやイライラ、ため息が出たり、喉に何か詰まったような感覚になったりします。


 


また、漢方では「五志」と言って、感情の表現を五行「怒」「喜」「思」「悲(憂)」「恐」の5つに分ける考えがあり、それぞれに特徴があります。感情はバランスが大切で、多過ぎてもいけませんし、少な過ぎても問題です。


「喜び(笑い)」は「五臓」といって体を5つに分けて考えると「心」と関係します。


「心」は血液の巡りや、精神面を司る臓です。


ですので、笑うことで「心」が満たされ、精神的に安定し、気や血の巡りがよくなり、結果的に水の巡りもよくなると考えられます。


 


しかし、いくら体にいいからと言って、常に笑えるような面白いことばかりがあるわけではありませんよね。


でも大丈夫です!


面白いことがなくても、表情だけ笑うだけでもいいのです。


 


笑顔はするだけで、自分自身の心も体も健康になり、なにより、見ている周りの人も明るく、楽しくなります。


そして、周りの人も自然と笑顔になり、その人も健康になる・・・・すばらしいですね!


 


そして、


いつでも


どこでも


誰とでも


一人でも出来る!


そしてお金もかかりません!


 


私は特に寝る前に笑って寝るようにしています。一日の最後、楽しい気持ちでお布団に入ると、幸せな気分になれますよ!


笑いは身体の万能薬。


一日一笑始めてみませんか?


(江藤 聡子)


このコラムは漢方みず堂暦2015年3月号に掲載されたものです。
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