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「みず堂のなるほど漢方塾」~アトピー性皮膚炎~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前9時30分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「アトピー性皮膚炎」2015/2/15放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生おはようございます。


河端・福田)おはようございます。


中嶋さん)今月はアレルギー特集ということで、喘息、花粉症に続いて今日はアトピー性皮膚炎などの皮膚のアレルギーについてお伺いしていきます。


福田)これから訪れる春は木の芽時と言って木の芽が芽吹く季節です。冬の間溜め込んでおいたものをぶわ~っと発散させる時期で、アレルギーをお持ちの方はアレルギー症状がぶわ~っと出る時期ですので大変お辛いですね。


河端)最近は一年中アレルギー症状でお悩みの方も多いですが、特に今年の冬は寒さも厳しく、その反動で春の体調が例年よりひどくなることも考えられます。アレルギーもですが、その他リウマチだったり、自律神経のバランスが崩れたりいろいろありますね。


中嶋さん)いずれにしてもこれから、春になると肌も露出しやすくなるので、アトピーの方や、ニキビや肌荒れの方は大変お辛い時期という事になりますね。


福田)そうですね。冬は夏と比べて体温と外気の温度差が大きく、湿度も低いので肌の水分が失われバリア機能が落ちているところに、春になって黄砂や花粉などが影響してきますので、今時期は特に体の外からだけではなく、内側からも保湿してあげることが大切になります。


中嶋さん)本当に最近は、黄砂もそうですけど、PM2.5も心配ですね。そのためにも内側から保湿なんですね。


河端)はい、体の中が綺麗でないと綺麗な肌はできません。ですので、何よりも食事が大切です。あれもこれもというと難しいですので、まずは必ず食べる主食、ご飯を雑穀や玄米にするだけでずいぶんと食事の改善になります。


中嶋さん)食事ですね。以前も、主食と調味料はいいものをとおっしゃっていましたね?


福田)毎日食べる主食やどんなものにも使う調味料を変えると、ぐっと食生活が改善されます。調味料も少し値が張っても使う量は少量なので、ぜひなるべく未精製、無添加のものを使うといいですね。


中嶋さん)体の内側から保湿するにはまずは食事、漢方薬は何かありますか?


河端)漢方では血液を補ったり、潤いを補ったりするものがあります。また、アトピーなどのアレルギーは漢方では免疫バランスの乱れが原因だと考えます。ですので、免疫バランスを整えることを目的とした漢方をお勧めしますよ。


中嶋さん)やはり一人一人体質に合わせて様々な漢方があるんでしょうか?


河端)その通りです。代表的なものには当帰飲子とか、黄耆建中湯などがあります。やはり時間がかかりますが、漢方の効果が表れるのは年齢が若い方が早いという意見もあります。根気強い治療が必要となりますが、なるべくはやくお越しいただいて、アドバイスができればと思います。


中嶋さん)3週に渡って様々なアレルギー症状についてお話伺ってまいりましたが、アレルギーが出にくい体質に改善するのが漢方薬ということですので、アレルギーでお悩みの方は漢方薬で体質改善してみてはいかがでしょうか?


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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