漢方よもやま話

  • 「みず堂のなるほど漢方塾」~花粉症~
  • YOMOYAMA > 
  • TOP > 

「みず堂のなるほど漢方塾」~花粉症~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前9時30分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「花粉症」2015/2/8放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生おはようございます。


河端・福田)おはようございます。


中嶋さん)今月はアレルギー特集ということで、今週は「花粉症」について教えて頂きます。最近は一年中アレルギー症状に悩む方が多く、特にこれからの花粉の飛散する時期は酷くなる方が多いそうですね。


河端)今年はインフルエンザも早くから流行り、全身の免疫が落ちている所にアレルギーのシーズンなので、非常に症状が辛い方が多いように思います。


福田)花粉症の症状はかぜの初期症状ととても似ているので、初は花粉症だと思わずずっと風邪が治らないと思っている方もいらっしゃいますね。


河端)かぜの場合、同じ症状が長く続くことはありません。例えば最初は透明な鼻水が出ますが、次第に黄色い鼻水にかわります。反対に花粉症は症状が変化しないので、そこが見極めのポイントになります。


中嶋さん)なるほど~。花粉症対策として、日頃から気をつけることはありますか。


福田)マスクやメガネをすることはよくあげられますよね。そういったことにあわせて、漢方ではアレルギーは水毒、水の毒と考えますので、水分を控えるだけでずいぶんと症状が和らぐことがあります。


中嶋さん)そうなんですか!?水分の摂りすぎは良くないんですね?


河端)その通りで、花粉症というと鼻水や涙が出ますが、鼻水や涙も体の中の水分ですね!したがって、体の中の余計な水分が出ているわけです。1日にお小水8回以上行く方や、むくみやすかったり天気によって頭痛がする方は水分の摂りすぎが考えられますので控えるといいですね。


福田)同じく水分の代謝を良くするという意味で冷たいものは避けて胃腸の働きをよくする温かいものをとるようにすることも大切です。


中嶋さん)なるほど~、水分代謝が関係しているんですね。他にも気を付けることはありますか?


河端)ストレスは免疫力を低くする作用があるともいわれていますのでストレスはためないように解消することが大切です。


中嶋さん)ストレスは色々影響するんですね。花粉症のお薬というと、どうしても眠たくなってしまうイメージがあるのですが、漢方はどうですか?


河端)そうですね、花粉症で鼻水や涙目にお悩みの方には小青竜湯をよく処方しますが、これは反対に目がさえてくるような薬です。もちろん全てがそういう漢方ではないですが、ご相談していただければその点も含めてアドバイスできるかと思います。


福田)アレルギーのお薬で眠くなったりだるくなる方、それから妊娠中・授乳中で薬を飲めないという方にも漢方薬をおすすめします。


中嶋さん)そうですよね、妊娠中は色々お薬飲めないですよね。


河端)そうですね。一般的な薬が妊娠中の方には良くないのはもちろんですが、漢方薬でも先ほど言いました小青竜湯は良くありません。妊娠している方にはちょっと長い名前ですが、苓甘姜味辛夏仁湯という漢方薬をおすすめします。


中嶋さん)漢方薬なら何でもいいというわけではなく色々なんですね。


福田)その通りで、花粉症言っても数十種類の漢方薬がありますので、ぜひご自分に合ったものを飲んでいただきたいですね。さらにコトコト煎じる煎じ薬で飲まれると、漢方薬の良さを実感して頂けると思います。


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
当サイトに掲載している記事・画像等の無断転載はご遠慮ください。