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「みず堂のなるほど漢方塾」~年末年始の常備薬~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前9時30分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「年末年始の常備薬」2014/12/21放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生おはようございます。


河端・福田)おはようございます。


中嶋さん)先週は目の症状についてお伺いしましたが、 目と言うのは五臓六腑の五臓とすべてつながっているという、漢方の奥深いお話でしたね。


河端)木で例えると、1本1本の木を見るのが西洋医学、森全体を見るのが東洋医学です。病気を治すというよりは、病人を良くするのが漢方薬だということですね。


中嶋さん)なるほど~!今日は年末年始の常備薬についてということですね。


福田)これから年末年始にかけては風邪も流行りますし、病院もお休みだったり混雑したりします。そんな時に薬箱にあると役立つ漢方薬をご紹介していきます。


中嶋さん)それはありがたいですね。


河端)まず、風邪の時の漢方薬と言えば葛根湯ですね。風邪は引きはじめが肝心で何となく風邪っぽい、ぞくぞくする、体がこわばる感じがするときに早めに飲むといい漢方です。


福田)うちはちびちゃんがいますので、子供ってすぐパンと高熱をだします。そんな時には葛根湯ではなく麻黄湯という漢方が効果的です。インフルエンザの時も我が家は麻黄湯で治します。


中嶋さん)そうなんですね~


河端)そして70歳を過ぎた方の風邪の場合や、体力がない方の風邪の場合は葛根湯は逆効果です。その場合は、麻黄附子細辛湯がいいですね。


中嶋さん)なるほど、風邪の引き始めは葛根湯、高熱のお子さんなんかは麻黄湯、それから高齢者や体力がない方は・・・・


河端・福田)麻黄附子細辛湯!


中嶋さん)そう、それでしたね!他に薬箱に入れておく漢方のおすすめはありますか?


福田)やはり年末年始なので、飲みすぎに役立つ、黄連解毒湯と五苓散ですね。


河端)私はお酒を飲む前に黄連解毒湯という肝臓の解毒作用を高める漢方を飲んで、翌朝は溜まったお酒をすっきりだしてくれる五苓散を飲むようにしています。


中嶋さん)ついつい皆集まるとお酒も食事も進みますよね。そんな時には心強いですね。


福田)そうですね。食べ過ぎ、胃もたれには半夏瀉心湯もあるといいですね。


中嶋さん)いつもは体質改善の漢方薬のお話が多いですが、風邪や二日酔いの時にさっと飲む漢方薬もあるんですね。


河端)そうですね。だいたいその方その方で良くあるパターンがあると思いますので、ご相談いただければぴったりの漢方薬お選びしますので常備しておかれると安心ですね。


福田)どの漢方薬も1日分からご用意できますので、お気軽にご利用ください。


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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