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「漢方で健康!」~胃腸病~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「胃腸病」2014/12/17放送分

牟田さん)おはようございます。寒い日が続いていますね。年末が近づくにつれて増えてくるのが「忘年会」です。1年を振り返り、お互いをねぎらいながら飲むお酒はおいしいものです。しかし、飲み過ぎには体によくありません。飲む量には十分注意しましょう。


諸岡さん)早速ですが、本日のテーマは何でしょうか?


千代樵)はい、今回のテーマは「胃腸」です。今の季節、忘年会などが続くと、飲み過ぎ、食べ過ぎが原因で胃腸の調子を壊しがちですよね。


牟田さん)翌日も胃のあたりがスッキリしないということ、私もよくあります。


千代樵)それは、食べ過ぎや飲み過ぎによって胃の消化が遅くなり、胃もたれという状態になっていると考えられます。 


諸岡さん) 「胃もたれ」というのは、胃がムカムカしたり、胃が重かったり、胃が膨れるような感じのことですよね?


千代樵)そうですね。そのような胃もたれは漢方でいうと「気・血・水」の「気」が不足している「気虚」の状態や気が滞っている「気滞」そして、「水」のバランスが悪くなっている「水毒」の状態であると考えます。


諸岡さん)そのような状態には、どのような漢方がいいのでしょうか?


千代樵)はい、よく用いられるのは六君子湯です。胃への血行を促して胃腸を温めることで胃の緊張を解いたり、胃に溜まった水を排出させたりする効果が期待できる漢方です。


牟田さん)漢方は服用する方の体質によっても使い分けるんですよね?


千代樵)はい。体力がなく手足の冷や下痢を伴う方の場合は人参湯を用います。これは、胃の血行をよくして消化機能の改善に効果ができる漢方です。


諸岡さん)胃腸の不調にはストレスも関りが深いと聞いたことがありますが、そのような場合にお勧めの漢方はありますか?


千代樵)はい。ストレスから「気」が滞ってしまっておこる胃もたれには、安中散を用います。胸やけやげっぷなどの症状を緩和します。


諸岡さん)わかりました。これから、クリスマス、お正月と行事が続きますが胃腸を壊さないために知っておくべきポイントは何かありますか?


千代樵)はい、元気な胃腸を保つためには寝る前の飲食は控えた方がよいです。また、胃の調子が悪いからといって食べずにいては胃の機能が衰え、悪循環に陥ってしまいますので、そのような時には少しでも食べることが大切です。お勧めはお味噌汁です。具材は何でも構いませんが、お味噌汁は胃にも腸にもよく、そして肝臓にもいいので、食欲が徐々にもどりとってもいいですよ!


諸岡さん)牟田さん、暴飲暴食をしてしまった翌日の朝食はお味噌汁で決まりですね!


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・諸岡彩さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
実は200回を超えるご長寿番組です!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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