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「みず堂のなるほど漢方塾」~頻尿~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前9時30分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「頻尿」2014/12/7放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生おはようございます。


河端・福田)おはようございます。


中嶋さん)あっという間に12月になりましたが、これからが冬本番ですね。今日のテーマは頻尿ということで寒くなるとお悩みの方も多くなるのではないでしょうか?


河端)漢方的には腎臓の「腎」がお小水と深い関係に合って、「腎」は冷えると良くないので、寒い時にはお小水が増えます。個人差がありますが、1日10回以上、夜間も必ず何度か行くという方は頻尿だと言えます。


福田)お小水の回数は1日5~6回、夜間は行かないのが普通です。水分を摂る量にもよりますので、多少人より回数が多いぐらいは問題ないですが、外出の時に困ったり、尿漏れや失禁することがある場合などお困りの方も多いと思います。


中嶋さん)デリケートなお悩みですよね。実際どういったご相談が多いですか?


福田)男性で多いのは前立腺や糖尿病が関係している頻尿です。どちらも漢方ではやはり腎の衰えと捉えますが、頻尿のタイプにより使用する漢方が違います。


河端)何回もトイレに行くのに少ししか出ない、下半身が冷えてむくむような方は牛車腎気丸という漢方薬があります。疲れたりするとタンパクが出る、尿が濁る、スッキリでないという方には清心蓮子飲という漢方薬があります。


中嶋さん)頻尿と言っても色々あるわけですね。女性の頻尿はどうですか?


福田)女性の場合、頻尿のお悩みは若い方にも非常に多く、とにかく冷えると途端にトイレに近くなる、それが酷くなると尿漏れや尿失禁になる方もいらっしゃいます。


河端)女性はどうしても体のつくりが冷えやすくなっています。冷えて頻尿という場合は散寒剤と言われる、冷えを取る漢方を使います。胃腸が弱くて、下半身が水につかっているように冷えて尿量も多いような方には苓姜朮甘湯という漢方があります。


中嶋さん)自分ではどうしようもない冷えには、漢方薬という手がありますね!


福田)そうですね!他にも、膀胱炎を繰り返す方、結石ができやすい方、産前産後の尿漏れなどにも漢方薬がおすすめです。


河端)軽い膀胱炎や結石であれば猪苓湯という漢方薬を早めに飲むといいですし、産前産後の方には当帰芍薬散という漢方があります。しかし、とにかく自分の体質に合ったものを飲むことが大切ですので、ぜひご相談ください。


中嶋さん)今日お聞きしただけでも本当に色んな漢方が出てきましたからね。漢方みず堂さんでは200種類以上の煎じ薬がご用意できるとのことです。ぜひ皆さんもご自分にぴったりの本格的な漢方薬を飲んでみられてはいかがでしょうか?


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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