漢方よもやま話

  • 「みず堂のなるほど漢方塾」~耳鳴り~
  • YOMOYAMA > 
  • TOP > 

「みず堂のなるほど漢方塾」~耳鳴り~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前9時30分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「耳鳴り」2014/11/9放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生おはようございます。


河端・福田)おはようございます。


中嶋さん)先週は神経痛・リウマチということで、これから寒くなると痛くなるという方はぜひ今のうちから漢方飲むといいということでしたね。


河端)その場しのぎで痛みを取る事だけではなく、その根本の部分に目を向けて、痛みが出ない体にしていくということが漢方の特徴ですね。


中嶋さん)根本的な体質改善ができるということが、漢方の一番の魅力ですよね。今日は耳鳴りということで、耳鳴りも長年お悩みの方が多いのではないですか?


福田)特にご相談で多いのは、難聴やめまい、不眠を伴った耳鳴りのご相談です。最近は50歳前後の女性に増えているように思います。


河端)耳鳴りはこれといった薬もないので、最終的に漢方を頼っていらっしゃる方が多いですね。


中嶋さん)そうなんですね。漢方ではどのように改善していくんですか?


福田)やはり人それぞれに原因が違って、大きく3つのパターンがあります。一つ目は、夜間耳鳴りが強く、ジーと低い音、セミの鳴くような音がする耳鳴りです。これは腎という部分が衰えて起きる耳鳴りです。


河端)耳は漢方では腎と関係が深く、生命エネルギーが宿る場所なんですね。年齢を重ねると自然と衰える部分で老化現象は全て腎にあてはまります。腎を補う漢方は徳川家康が愛用していた八味地黄丸や六味地黄丸があり、様々な老化現象を穏やかにしてくれると思います。


中嶋さん)徳川家康ですか!当時としてはかなり長寿だったんですよね。漢方薬愛用してたんですね。


福田)そうですね、粗食だったことでも有名ですよね。そして2つ目はキーンと高い音がする耳鳴りで、ストレスや自律神経の乱れが関係する耳鳴りです。


河端)めまいや頭痛を伴う場合が多く、更年期の耳鳴りもこのパターンです。イライラしたり怒ったりすると悪化しやすいです。この場合は、高ぶった神経を落ち着かせ、気の巡りを良くする、抑肝散加陳皮半夏や加味逍遥散などを使います。


中嶋さん)なるほど、ストレス性の耳鳴りですね。 


福田)最後は耳の詰まりがある耳鳴りです。水の巡りが悪くて起こります。胃腸が弱い方に多く、他にメニエール病や乗り物酔い、立ちくらみ、天気が悪い日に頭痛がすることが多いです。


河端)胃腸は本当に重要で、胃腸が丈夫になると全て良くなることは非常に多いです。疲れや睡眠不足に注意しながら、胃腸を整えて水の巡りを良くする半夏白朮天麻湯という漢方を飲むといいですね。


中嶋さん)一人一人、原因や体質が違うので、とにかく自分に合った漢方薬を飲むことが大切でしたね。


福田)その通りです。体質が分かれば代理の方でもご相談承りますので、お気軽にご相談ください。


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
当サイトに掲載している記事・画像等の無断転載はご遠慮ください。