漢方よもやま話

8月の旬の食材

カテゴリー:食養生
8月の食養生
一年で最も暑いこの時期は、体力の消耗が多く「夏バテ」になりやすい季節です。体力を補強する栄養豊富な食材で精をつけるためにも、胃腸の機能が活発になるスタミナ料理がおすすめです。また暑さ疲れには、体の熱をさましてくれる食材を上手に取り入れましょう!
8月の旬の食材と薬膳解説

きゅうり:涼性


90%以上が水分でできているきゅうりは熱を冷まし、体内の余計な水分を取る働きがあります。暑気あたりの予防に効果的な食材です。冷えが強い方には、唐辛子と組み合わせて使うなど工夫すると良いでしょう!


とうもろこし:平性


タンパク質や脂質、糖質が玄米並みに多く、食物繊維も豊富なとうもろこし。消化吸収力を高める作用があるため、胃腸が弱って疲れやすい時にはおすすめです。体の熱を冷まし、余分な水分をとる作用もあるのでむくみや尿の出が悪い時にもよいですよ!


かぼちゃ:温性


冬至に食べると風邪をひかないとされているかぼちゃは冬野菜のイメージが強いですが、実は夏野菜です。ビタミンなどの栄養もたっぷりの上、長期保存が可能。胃腸を温め元気をつける働きがあります!体を冷やすものをとりすぎた時には積極的に食べましょう!


うなぎ:平性


タンパク質、脂質、カルシウム、ビタミンA、B、D、Eと栄養満点!滋養強壮はもちろん、眼精疲労緩和や骨粗鬆症の予防などにもおすすめです。胃腸が疲れていて食欲がない時には、お腹を温め消化吸収を促す山椒をかけましょう!


※体を温める性質のものを「温性」、体をやや冷ます性質のものを「涼性」、どちらでもないものを「平性」と表記しています。


この記事は漢方みず堂暦2014年8月号に掲載されたものです。
漢方みず堂暦は毎月1日に発行し、漢方みず堂各店舗にて無料で配布しております。
当サイトに掲載している記事・画像等の無断転載はご遠慮ください。