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「漢方で健康!」~体のだるさ~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「体のだるさ」2014/7/23放送分

牟田さん)おはようございます!


諸岡さん)早速ですが、千代樵さん、今日のテーマは何でしょうか?


千代樵)はい、今回は「体のだるさ」がテーマです。ここのところ暑い日がつづいているので、夏バテを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか? 


諸岡さん)そうですね。この時期は、外は暑いのに室内は冷房が効きすぎていて寒いかったりして、その気温差や湿気で体に疲れが貯まっていっているように感じます。 


千代樵) そうですね。気温差や湿気は体力をうばいますからね。体がだるくなり食欲もなくなったりしてきますよね。


牟田さん)はい。ただ、夏バテとか「体のだるさ」は気持ちの持ちようかなと思ってしまいますね。気合いが足りないからダルさを感じるのかと、なんとなく自分を責めてしまうこともあります。


千代樵)そう思われる方も多いのですが、「だるさ」は体の注意信号であることがあります。貧血や胃腸機能の低下、甲状腺の病気、肝機能の低下が原因の場合もありますから「だるさ」が続くようであればきちんとした対処が必要になりますね。


牟田さん)わかりました。気合いで乗り切ろうとするのはよくないですね。


千代樵)はい。ちなみに漢方では、体に「だるさ」を感じるときというのは、生命エネルギーの流れに障害があると考えます。


諸岡さん)生命エネルギーということは・・漢方の基本である気・血・水のうち気が足りてない状況ということですか?


千代樵)そうですね。気が足りないことを「気虚」といいますが、気虚が進むと血が足りない「血虚」という状況を招きます。そしてどんどん体のエネルギーが減ってしまいます。


諸岡さん)改善する方法はありますか?


千代樵)はい。漢方で気の巡りをよくしたり、血を補うことでダルさを和らげることが出来ます。   


諸岡さん)「体のだるさ」にもいろいろ種類があると思いますが、どんな漢方が好ましいんでしょうか?


千代樵)そうですね。精神的なストレスや不眠といった症状がある場合は、加味逍遥散(かみしょうようさん)や加味帰脾湯という漢方を使ったり、元気がなくて胃腸の働きが衰えている人には補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、という漢方をおすすめしています。 


諸岡さん)貧血ぎみで疲れやすく常に「体のだるさ」を感じる人も多いと思いますが、そういった症状の改善が期待できる漢方はありますか?


千代樵)そうですね。貧血気味で疲れて食欲がない場合には、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)や人参養栄湯という漢方がおすすめですね。


諸岡さん)体のだるさの改善と一言にいっても、それぞれの体質や症状によって使う漢方はちがってくるんですね。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・諸岡彩さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
実は200回を超えるご長寿番組です!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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