漢方よもやま話

4月の旬の食材

カテゴリー:食養生
4月の食養生
4月は気温の変化が激しく、新しい出発の時ということもあり、体調をくずしやすい時期です。この時期の食材は不安定になりがちな心とからだをリラックスさせ、体力を補い、緊張したからだの血行をよくする働きのあるものがおすすめです。
4月の旬の食材と薬膳解説

たけのこ:寒性


低カロリーでありながらタンパク質や食物繊維、ビタミン類、カリウムを豊富に含みます。食物繊維は便通を促し、コレステロールの吸収予防で動脈硬化の予防に良いとされます。カリウムは天然の血圧降下作用により高血圧でお悩みの方にもおすすめです。


春菊:平性


爽やかな香りが食欲を促し、精神を落ち着かせ気分をリフレッシュさせてくれます。食物繊維、ビタミン、ミネラルに加え抗酸化作用のあるベータカロチンも豊富に含み免疫力向上に役立ちます


アスパラガス:涼性


アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は、疲労回復や滋養強壮に優れています。またビタミン類も豊富に含まれ、体の老化防止、ガン予防、美容にも効果的です。


もずく:涼性


海のミネラルがたっぷり含まれ、食物繊維で便秘解消に効果的。良質のカルシウム、ヨードを含み胃潰瘍の原因であるピロリ菌が胃壁に付着するのを防ぎます。


メバル:温性


DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)の不飽和脂質酸が多く含まれており、これらには悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、逆に善玉コレステロールを増やす働きがあり、動脈硬化予防、改善や脳卒中、高血圧等の生活習慣病から身体を守ってくれます。


※体を温める性質のものを「温性」、体をやや冷ます性質のものを「涼性」体を冷ます性質のものを「寒性」どちらでもないものを「平性」と表記しています。


 


この記事は漢方みず堂暦2014年4月号に掲載されたものです。
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