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「漢方で健康!」~花粉症~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「花粉症」2014/2/5放送分

牟田さん) おはようございます。昨日は立春でした。暦の上では春ですが、まだまだ寒い日々が続きます。インフルエンザも流行っているようです。手洗い・うがいをしっかりとして風邪予防に努めましょう。


千代樵)おはようございます。今回のテーマは「花粉症」です。そろそろ鼻がむずむずしたり、くしゃみが出始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?


諸岡さん) この時期は花粉症か風邪なのか自分では判断がしにくいですよね~。


千代樵)そうですね、たしかにかぜの初期症状と花粉症の症状はとても似ています。ただ、かぜの場合、同じ症状が長く続くことはありません。例えば最初は透明な鼻水が出ますが、次第に黄色い鼻水にかわります。反対に花粉症は症状が変化しないので、そこが見極めのポイントになります。


牟田さん)なるほど~確かに言われてみればそうですね。漢方では花粉症をどういう状態だと考えるのでしょうか?


千代樵)はい、鼻やのど、その他目など、症状があるところに水がたまっている状態と考えます。いわば体の中の水のバランスが崩れているんですね。そして、そういう状態のことを漢方では水毒といいます。花粉症の時期に体がむくむという人もいると思いますが、これも水毒の症状の一つです。


諸岡さん)花粉症の薬というと、薬の副作用で眠たくなるイメージがありますが、漢方はいかがでしょうか?


千代樵)そうですね、花粉症で鼻水や涙目にお悩みの方には小青竜湯や苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)という漢方薬をよく処方しますが、これは反対に目がさえてくる薬です。花粉症以外で鼻炎に悩まされている方にも、この薬はおススメします。こういった漢方は花粉症や鼻炎の症状そのものを抑えるような役割があります。ただ、花粉症ということは体がアレルギー体質であるということですので、その体質を改善するような漢方もあります。例えばアトピーも花粉症もあるという方や、じんましんも花粉症もあるという方にも体質に合った漢方薬がありますので大丈夫ですよ!


牟田さん)体質そのものを改善していくことで、花粉症の症状も改善されるかもしれないんですね。


千代樵)はい、その場合はしっかりと根気よく飲み続けることが大切です。また漢方を飲む以外にも、冷たいものは避けて胃腸の働きをよくする温かいものをとるように心がけることが大切です。さらに、ストレスは免疫力を低くする作用があるともいわれています。ストレスはためないように解消することも大切ですね。


諸岡さん)それは初めて知りました。日頃気をつけたいアドバイスなどもいただけるのは嬉しいですね。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・諸岡彩さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
実は200回を超えるご長寿番組です!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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