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「みず堂のなるほど漢方塾」~喘息~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前9時30分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「喘息」2014/2/2放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生おはようございます。


河端・福田)おはようございます。 


中嶋さん)2月はアレルギー疾患をテーマに毎週お話しいただくということで、今週は「喘息」について教えて頂きます。


福田)季節の変わり目や寒暖が激しい日などに、喘息などのアレルギーが出やすくなるという人は多いようですね。喘息も、花粉症も、アトピー性皮膚炎も、漢方的には全て同じ肺系統の病気として捉えます。


河端)喘息だけではなく、アレルギー性の鼻炎やアトピーなどいくつもアレルギー症状がある方も多くいらっしゃいます。漢方では根本的な原因は全て同じですので、一つの漢方で様々な症状が改善へ向かうことも多いですよ。


中嶋さん)根本的な原因となっている体質改善をする、そこが漢方の良いところですね。


河端)その通りです。体質改善をする事でアレルギー症状が出にくい体になりますので、症状が出たから漢方ということではなく、症状が出る前に飲むことが大切です。


福田)毎年春にアレルギーが悪化するという方はぜひ今から早めに漢方薬飲み始めるといいと思います。


中嶋さん)そうでしたね、漢方は予防医学でしたよね。喘息の漢方薬はどういったものがあるんですか?


河端)はい、漢方では症状の咳を抑えるのではなく、冷えや熱など咳の原因となっている根本的な体のバランスを整えることで改善していきます。


中嶋さん)冷えや熱というとどういうことでしょうか。


福田)はい、咳には大きく2つ原因があると考えられています。一つはまず冷えで、体質的に冷え症であったり、外から寒さを受け体が冷えたときに症状が出ること。もう1つは、もともと炎症を持ちやすい体質であったり、ウイルスや細菌などの影響を受けて肺が熱を持つことによって起こる咳です。


中嶋さん) 体質によって原因も違うのですね。


河端)はい。漢方をお選びする時には、冷え症か暑がりか、水分をどの位取るかとか、肩こりや頭痛やめまいやむくみなどもしっかり聴かないと適切な漢方薬はお出しできません。薬の箱に書いている効能だけを見て判断するのは良くないですので、ぜひ一度ご相談いただくと良いと思います。


中嶋さん)特に喘息はお子さんに多いと思うのですが、どんなものがありますか。


福田)まず、お子様の咳や痰、喘息には、神秘湯というものがあります。小さなお子さんでも、子供ながらに飲むと楽になるのが分かるのか、頑張って飲んでくれることも多いですね。


河端)大人の方の喘息や鼻炎には、体質にもよりますが、小青竜湯加石膏なども使われます。これは、体にたまった余分な水分を取り除きながら、炎症をとっていく目的で使用されます。


中嶋さん)そうなんですね。そして、体質改善をしていくには継続することが大切でしたね?


福田)時には長くかかることもあるかもしれませんが、ぜひお試しください。また急性の症状にも漢方は使えますので、お悩みの方は一度ご相談にお越しください。


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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