漢方よもやま話

2月の旬の食材

カテゴリー:食養生
2月の食養生
寒さで体力が奪われ、かぜをこじらせやすい時期です。胃腸を強化し、消化吸収を高め、体力をつける働きのある食材がおすすめです。
2月の旬の食材と薬膳解説

小松菜:平性


陰を養い腸を潤す作用があり、優れた解毒効果もあります。栄養素が豊富で、特にカルシウムが多く、骨粗しょう症の予防やイライラを改善する効果があります。また、抗酸化作用のあるベータカロテンが風邪予防や老化防止にも効果があると言われています。


水菜:涼性


熱を取る作用や身体に必要な水分を補い潤す効果があります。ビタミンCが豊富で風邪予防や肌荒れに効果が期待できます。また、葉緑素を多く含みコレステロール値を低下させる作用がある他、飲酒の際に一緒に食べると二日酔いを防ぐと言われています。


にら:温性


腎の働きを高め体を温める作用があり、腰痛や冷え症の方におすすめです。ビタミンB1が豊富なので疲労回復の他、ウィルスの侵入を防ぎ免疫力を高めます。香り成分の硫化アリルは血液をサラサラにして動脈硬化を予防しビタミンB1の吸収を促します。


山芋:平性


中国では「三薬」と呼ばれ、脾・肺・腎の機能を高め滋養強壮に有効な漢方薬として用いられて来ました。消化吸収を促し身体を潤す作用があり、肺や胃腸を丈夫にします。美容効果も高く生活習慣病の予防にも効果が期待されています。


ホタテ貝:平性


脾と胃の働きを助け各臓の機能を高め、滋養強壮・老化防止・視力回復、めまい・のぼせなどに有効です。消化吸収をよくするので食欲不振や消化不良のときも食べやすいです。タウリンの含有量は魚介類の中でもトップクラスで、動脈硬化の方におすすめです。


※体を温める性質のものを「温性」、体を冷ます性質のものを「涼性」どちらでもないものを「平性」と表記しています。


この記事は漢方みず堂暦2014年1月号に掲載されたものです。
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