河端孝幸の読む漢方

今年の出来事と自分の時間

ちょっと早いですが、今年の出来事

今年も残すところあと2ヵ月弱。1年を振り返ると今年くらい、様々な災害に悩まされた年はないのではなかったかと思うくらい災害の多い年だったと個人的には思います。
年初には豪雪の被害で西日本では32年ぶりの寒波。東京でも1月には積雪20cmを超え、4年ぶりの大雪となり交通が大混乱。福井県では2月6日から9日未明まで10km区間で車約1500台が立ち往生し、その映像が眼に焼きついている方も多いと思います。
そして台風は、第12号が神奈川県、第20号、第21号が近畿地方に大きな被害。そして台風ではないものの、平成30年7月豪雨では広島県が大きな被害を受けました。さらに追い打ちをかけるように9月末日から10月1日にかけて、台風24号によって、歴史上はじめてともいえる、新幹線をはじめ、首都圏の鉄道がある時間以降はすべて運休。その対処に素晴らしい対応という声も上がりました。それに伴って、東京中部地方では大規模な停電。
地震は、4月に島根県西部地震、6月には大阪府北部地震、そして、9月には北海道胆振東部地震がありました。個人的ですが、私は北海道旭川市出身で、旭川は日本で一番天災が少ない都市といわれているようです。私の記憶でも旭川での地震は、小学生の時に十勝沖地震があって以来のことで、50年ぶりくらいといえるでしょう。また、九州にありながら弊社の本社がある佐賀も天災が少ない県。明治維新を作った賢人の中に佐賀県人が多かったのは地形の利もあったのではないかとも感じられます。
地震・雷・火事・親父。そういわれるとおり、天災、特に地震はいつやってくるかも知れず、また、風雨・風雪の被害も今までの予想を超える規模になっています。さらには今年の夏の異常な気温。特に熊谷市は日本の史上最高の気温41.1度を記録しました。また、暑さのためにあるものだと思っていたプールも、暑過ぎて中止に。まさに前代未聞の出来事となりました。惜しくも命を落とされた方、そのご家族の皆様。紙面を借り、心より謹んでご冥福をお祈りいたします。

自分の時間

話を変え、一年の終わりに近づいていることを鑑み、ちょっとうなずくような話をいたします。
年を取ると一年の長さが現在の年齢に反比例して感じる、と言われております。つまり、1歳の子は365日と感じ取り、10歳の子供は約37日。40歳になると約9日。60歳になると約6日。80歳となると約5日となります。ここまで短くはないでしょうけれども、年々世の中のスピードが速くなってきていると感じる方も少なくないでしょう。
さて、さらに面白いデータがあります。生まれてからの日数を計算したことがあるでしょうか?
http://birth.twitter-tools.net/ 
このサイトでは、生まれた日を入力すると、今までの経過日数を計算してくれます。生まれてから1万日がだいたい27歳と4カ月を経過したあたり。2万日目が54歳と9カ月あたり。3万日目が82歳と数カ月。4万日目が109歳と数カ月。これを時間に換算すると、1万日目では24万時間。これを分に換算すると1440万分。秒に換算すると8億6400万秒。となります。
54歳の方もしくはそれに近い方たちはこの倍の数字。
この数字を見てどのように感じられるでしょうか。無駄にしてきたなと嘆く方。でもよく生きて来たなと自分を褒める方。ただただ呆然とする方。感じ方も人さまざまですが、この数字がまぎれもない事実です。大切なことは、これだけ生きてこられた。ありがたい。周りに助けられて、今まで生きてこられたんだなと感じる事。そのように感じることではないかと思います。人それぞれに人生という歴史がある。その歴史をあるがままに受け止め、前を向く事こそが大切だと思います。あとわずか30~60日。皆様が平穏無事で、新しい年を迎えられますように祈念いたします。