漢方みず堂ブログ

腎盂腎炎で点滴・・・涙・・・産後の尿漏れ・膀胱炎

腎盂腎炎で点滴・・・涙・・・産後の尿漏れ・膀胱炎

乳腺炎に苦しんだのは2人目の産後。腎盂腎炎も2人目の産後でした。

 

腎盂腎炎とは、膀胱炎がさらに酷くなったものです。

腎臓で毒素と余分な水分を排出し、膀胱に貯め、尿道を通り排尿するという仕組みですが、

尿道から細菌感染し、膀胱が炎症を起こしたものが膀胱炎、

その感染がさらに先の腎臓に至ったものが腎盂腎炎です。

産後は尿道周辺の筋肉が出産によって傷み、尿漏れなどを起こします。

細菌感染もおこりやすく、膀胱炎にもなりやすくなります。

一人目の出産のときはどのタイミングでどれぐらい力を入れていいかも分からず、

とにかく力任せに出産したので、産後の尿漏れが酷かった気がします。

 

腎盂腎炎の症状は

①発熱

②排尿痛、頻尿

③腰の左右を叩くと鈍痛がする

と言われますが、私の場合②③の自覚症状がありませんでした。

多分、排尿に関しては産後で感覚が鈍っていたのと、腰痛もちのため、普段から腰が痛かったためです。

ぱっと熱が39度近くまで上がり、(私にしてはここまで高熱が出るのは珍しい)下がって治ったかな?と思うと、また高熱。

初め受診した時は②③の自覚症状がなく診断が出ず、解熱剤が出ただけ。

それでも発熱を繰り返すので再度受診、腎盂腎炎の診断で抗生剤の点滴をしました。

傍らに、生れたばかりの長男を寝かせ、その横で点滴。

「きつかったね~」と、ちょうどお産を担当してくれた助産師さんに声をかけられ、ポロポロと涙が出たのを思い出します。

 

母は強しなんて言われますが、子供を3人産んでも自分が強くなった感覚はありません。

熱が出て、きつくてきつくて仕方がなくても、自分も泣きながらおっぱいを飲ませ、寝かせるしかありません。

シーンと静まりかえった夜更けの授乳は時として、幸せな時間でもあり、果てしなく孤独を感じる時もあります。

でも夜が明けて、またいつも通りの朝がきて、家族や友人と会話を交わせば、何てことない毎日が続いていくものです。

 

まさに「心身一如」

体がきついと、幸せな時間さえ、そう思えなくなります。

産後うつは、産後の体調の悪さから派生することもあるそうです。

ただでさえ、予期せぬことの連続の子育てを、何とか乗り切るためには何よりも自分の体が元気であることが一番です。

 

膀胱炎と言えば「猪苓湯」が有名です。

炎症をとりながらしっかりお小水を出す漢方薬です。

しかし、何よりも予防が大切、3人目の産後は「当帰芍薬散」をしっかり飲むことでトラブルなく過ごすことができました。

当帰芍薬散は産後の消耗を補いながらしっかりお小水を出す漢方薬です。

産後、お小水の感じがちょっと・・・という感じの方、当帰芍薬散がおすすめです。

 

世の中のお母さんたちの元気に少しでも役に立てれば嬉しいです。

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