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毎週のように苦しんだ乳腺炎~たんぽぽ・牛蒡子・葛根湯~

毎週のように苦しんだ乳腺炎~たんぽぽ・牛蒡子・葛根湯~

乳腺炎に苦しんだのは真ん中の子の時です。

産後、2か月ぐらい毎週のように乳腺炎になりました。

乳腺炎は乳腺が詰まって炎症を起こし、痛い・腫れる・熱が出るなどの症状が起きます。

自分の体調の悪い時の育児ほど、大変なものはありません!

 

乳腺炎の考えられる原因は

①作られるおっぱいの量が赤ちゃんの飲む量より過多になり、詰まる

→出なくても困るし、出過ぎても困る・・・母乳育児は最初の1~2か月は非常に大変です。

出過ぎる人は冷やす・なるべくそっとしておかなければいけませんが、

出ない人は乳房マッサージ、授乳の後の搾乳、頻繁な授乳が大切です。

だけど自分が出ないのか出るのか、全く分からないし、赤ちゃんの飲む量もかなり個人差があるもの。

あまりに乳腺炎を繰り返すので、当時はおっぱいが作られすぎているのかな?と思っていましたが、

長男は食欲旺盛、2時間おきにはお腹がすいていたので、おっぱいが出過ぎていたわけではないと思います。

②血液がドロドロで、おっぱいもドロドロになり、詰まる

→授乳中は生クリームを避けている、甘いものは和菓子だけにしているというママも多いものです。

血液ドロドロの原因は、食べ物や水分不足が考えられます。

今になって考えると妊娠中の食事!真ん中の子の時はこってり肉食傾向だったため、血液がかなりドロドロになっていたと思います。

さらに長男は6月生まれ。普段あまり水分を摂らない習慣の私は、夏の暑さと授乳で水分不足だったとも考えられます。

③細菌感染により乳腺に炎症が起き、詰まる

→全身の免疫が落ちて抵抗力がなくなっていた可能性はあります。

この反省から、3人目の時は出産前後はしっかり漢命水(霊芝の濃縮エキス)を飲み、免疫力UPを心がけました。

 

さて、ここから漢方のお話。

乳腺炎と言えば「牛蒡子と蒲公英根」が有名です。

 

上の写真が牛蒡子(ごぼうの種)です。

 

若いお父さんが奥さんの乳腺炎でこの2つの生薬をお求めにいらっしゃることも多いものです。

どちらも炎症をとる生薬です。

蒲公英根はお馴染みたんぽぽの根のことで、最近は「タンポポコーヒー」や「タンポポ茶」などが妊娠中・授乳中の方に人気です。催乳作用もあります。

 

私の場合、どちらかというと②ドロドロ血液が原因で詰まっていたと思われます。

乳腺炎の始まりはいつも、体が一気にだるくなり、肩や背中がこわばり、おっぱいにしこりのようなものが・・・と思っていたら39度近くの発熱!

この証は、まさに葛根湯!の証だと思いあたり、何回目かの時から葛根湯を飲むことにしました。

早めに葛根湯を飲むと、比較的そんなに酷くならず、熱もすぐ下がるようになりました。

葛根湯は実はおっぱいが出ない人にも良く使う漢方です。

乳腺の開きを良くしてくれるからです。

とにかく、肩~背中のこわばり、全身の倦怠感、そういったものから始まる乳腺炎の場合は葛根湯がいいでしょう。

ただし、炎症をとってくれるものの、血行を良くする働きもあるため、ガチガチにおっぱいが張り、おっぱい過多の人にはあまりおすすめできません。

蒲公英根も催乳作用があるためおっぱい過多の人にはおすすめできません。

やっぱりその人その人に合ったものを飲むことが大切です。

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