漢方みず堂ブログ

ぎっくり腰に独活葛根湯と長友式体幹トレーニング

ぎっくり腰に独活葛根湯と長友式体幹トレーニング

ある意味職業病

もともと腰痛持ちなので、産後ぎっくり腰に悩まされた時もありました。(詳しくは、腰痛・ぎっくり腰にはヨガとトコちゃんベルトと当帰芍薬散!をご覧ください)

現在、ほとんど自宅で仕事をしているため、慢性的な運動不足・・・

それに加え、仕事のほとんどはパソコン作業。

特に一昨年~昨年春にかけては「弁証論治による漢方方剤選定の手引き」(2016年2月出版:オンラインショップで絶賛発売中!!)のプロジェクトのため、連日深夜までまさに“根詰めた”作業が続き、気がつけば何時間も座りっぱなしの細かい作業で体はがちがちになっていました。そして、2~3ヶ月に1度は起き上がれないぐらいのぎっくり腰に。

そうなると、子供3人いる家の中はめちゃめちゃです。ご飯と洗濯。この2つが機能しなくなり、家族にも大迷惑です。

世の中のタクシーやトラックの運転手さん、システムエンジニアさん、ライターさん、などなど、何時間も同じ姿勢で神経を張り詰めてお仕事をしている方々で腰痛に悩まされる方が多いのは当然ですね。

きっかけは腰痛改善アプリ

産後ぎっくり腰を、ヨガと漢方で克服したため、今回も毎日ヨガをしていたものの、繰り返すぎっくり腰。

そこで「腰痛改善アプリ」というようなものを、これで良くなるなら・・・と確か150円でダウンロード。

いくつかのポーズをとり、痛みの具合をスコアでつけると、今の自分に合ったストレッチや筋トレメニューが出てきて、それをこなすと短期間で改善するというものでした。

動きとしては、ヨガの動きにそっくりなものも多く、ヨガよりも筋肉を鍛える動きが多い印象でした。

真面目に1ヶ月ほど取り組み、何となくいいような??

産後は骨盤のゆがみなどを整えるストレッチ中心のヨガで改善されましたが、今回はもっと筋力を鍛えないといけないのでは?と思い至り、あれこれ検索。ある1冊の本に行き当たりました。

アモーレ長友との出会い

皆さんご存知、サッカーの長友選手が実践している体幹トレーニングのハウツー本「長友式体幹トレーニング」

ストレッチと筋トレの動きが一つ一つ丁寧に紹介されていて、何をしたいか(キック力をあげたい、ダイエット、腰痛改善)などによりいくつかの動きを組み合わせてメニューが提案してあります。

彼自身、選手生命を脅かすヘルニアと腰椎分離症で色々調べて行き着いたトレーニング方法ということが、私のやる気を後押ししてくれました。

ヤバイ時には独活葛根湯

2016年4月、この頃はどうしてもの時にはブロック注射を打っていました。半信半疑ながらもほぼ毎日、子供たちが寝静まって30分程度長友式体幹トレーニングに取り組みました。漢方薬も疎経活血湯を煎じ薬で飲み始めました。でも5月にはやはり1度会議を休むほどの腰痛になりました。「長友・・・やっぱりだまされた・・・」そんな疑惑を抱いていたのもこの頃です。

ぎっくり腰になりそうな予感、腰周りの違和感、重だるい感じ、これはまさに葛根湯の証じゃないか!?飲んでみると少しいい感じ。この頃から、何となくヤバイ時には独活葛根湯を煎じて飲むようにしました。

それから2ヶ月に1回ぐらい、独活葛根湯を飲むときがありましたが、寝込むほどにはならず。今では独活葛根湯の出番もなくなっています。そしてここ3ヶ月は疎経活血湯も出番がなくなり、元々飲んでいた当帰芍薬散に戻しました。

同じポーズをとっていても、明らかに筋肉がついた実感。ブレない!楽にポーズが取れる!確実にトレーニングの成果が出ています。

独活葛根湯

独活葛根湯は、葛根湯に独活と熟地黄が入ったものです。痛みがある時に独活は大変よく使います。

急性期に使う漢方薬としては他にも色々あります。

こわばりはそれほどでもなく、もっと患部の熱感が強ければ独活湯、

葛根湯が合わない虚弱体質の場合は桂枝加葛根湯、

患部の腫れがひどく、むくみ、筋肉のひきつりがある場合はヨクイニン湯などなど。

今はもしもに備え、独活葛根湯をお守りのように持っています。

 

今回は漢方薬と体幹トレーニング、そしてプロジェクト終了によって負荷が軽減されたこと、色々な要因が重なっての改善でした。ひとつのご参考にしていただければと思います。

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