症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2019/12/20 (金)

冷え・むくみ・便秘はダイエットの大敵!

身長155cm/体重59.6㎏

20代半ばの女性のお客様。

高校生の頃から寒い時期だけ手足が冷え、冬場は靴下を4枚履きしないと、寒くて乗り越えられない。

一年中下半身だけむくみ、正座をしなくても、足の痺れ感があり、いつもビリビリする。

他にも肩のコリがひどく、たまに側頭部の頭痛。

お通じも3~4日に1回と便秘気味。

胃腸はあまり強くなく、お腹の張り・ガスがたまりやすい。

ニキビにも悩まれていました。

その他体質としては、爪が割れやすい、熟睡できない、立ちくらみ、朝起きれない、生理痛とPMS、帯下多いということでした。

虚証タイプの肥満

お身体全体は完全に虚証、エネルギーである「気」や身体の栄養である「血」が不足し、下半身に水がどっぷり溜まっている状態でした。

実はこの方のように虚証タイプで太っている女性は日本人にはとても多く、その場合一般的にダイエット目的で販売されている漢方薬は不適です。

[虚証タイプの方のダイエット成功例はこちら]

初めは漢方薬のみでスタート

便秘は2日に1回と改善され、ニキビも少し落ち着いてこられました。

お身体もポカポカしてきたものの、足の痺れや頭痛はなかなかスッキリしない状態で半年程がたちました。

一進一退が続いていた頃、ちょうどキャンペーンをきっかけに『漢方ダイエット』をスタート!

今までの漢方薬に加え、カロリーを抑えて体重を落とすスープや体脂肪を落とすドリンクを併用していただきました。

途中、社内旅行があったり、夜のお付き合いもあり、食べ過ぎて反省したり・・・を繰り返しながら、半年が過ぎた頃には、当初より-8㎏!体脂肪率ー8.2%!立ちくらみ、足のむくみや痺れ、お通じ、ニキビ、肩のコリも全て「忘れていました!」とビックリされる程に改善されました。

‘肥満は未病’

ダイエットをする事で、身体の滞りを改善し、巡りを良くする事ができ、結果、あれだけあった様々な症状が嘘のようになくなりました。

ダイエットはあらゆる病気の予防になるということを、改めて感じました。