症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2019/12/23 (月)

ストレスで喉の違和感

喉が気になってしょうがない

「2ヶ月半前から、とにかく喉が気なってしょうがない!」

「痰がでるわけでもなく、痛みもなく、ただただ喉に違和感がある!」

と、とてもお辛そうな表情でいらっしゃったのは40代半ばの男性でした。

今までも大きなストレスがかかると同じような症状が3回出た事はあったものの、なんとか自力でよくしていたのに、今回は全く変わらない。

ビタミン剤などのサプリメント、身体の流れを整える整体などを試してもあまり効いている実感がない。

血液検査など異常はなく、お医者様からは「気にしないように。」と言われても気になってしまう。

気になって考えだすとカーッと顔が熱くなるのもわかる。

そして「治るのだろうか?」と更に不安になられていらっしゃいました。

思いあたる原因としては、7ヶ月前からお仕事が忙しくなられていて、睡眠も充分にとれず、帰ってからもずっと仕事の事を考える日々が続き、とても疲れているとのことでした。

体質は、疲れやすい、暑がり、汗かき、肩こり、蕁麻疹が出やすい、頭痛(全体的に)時々、寝つきが悪い、人がいると気になって眠れないとのことでした。

典型的な梅核気

症状は漢方では典型的な「梅核気(ばいかくき)」と呼ばれるものです。※詳しくは喉のつまりは梅核気(ばいかくき)をご覧ください。

最近、この「梅核気」に良い漢方が大々的に宣伝されていますが、中味は「寒虚証」の漢方薬です。今回の方の状態は顔が暑くなったり、寝つきが悪かったり、暑がりなど「熱証」だったので、似てはいますが、違う種類の漢方薬を飲んでいただきました。

1ヶ月で改善

漢方服用から3日目はまだ何も変化はありませんでした。

半月目になると、なんとなく喉に効いているような・・少し良い感じがするかも?と話されていました。

そして1ヶ月が過ぎた頃には、全く喉が気にならなくなられていました。

ただ、少し再発の不安をお持ちだったので、服用する量をグッと少なくして続けられましたが、3ヶ月後も調子は良い状態のまま過ごされています。

これからも喉を気にすることなく、元気にお仕事に集中して頑張っていただきたいです。