不妊症と漢方

漢方のチカラで妊娠しやすい体質作りしませんか?

正しい生理とは?

『医聖』と呼ばれる漢方医、朱丹渓は「子供が欲しいと思ったら、まず月経を調節するしかない」と述べています。
以下4つの質問に答えて、自分の生理が正しいか、チェックしてみましょう!

周期は何日ですか? 遅れたり、早くなったりしますか?
周期は25~38日であれば大丈夫。周期にバラつきがないのがよく、理想的なのは28~30日と言われます。
出血の期間は何日間? 量や色はどうですか?
出血の期間は3~7日。月経の量は、1日目は少ないが、2日目、3日目は多くなり、4日目から徐々に少なくなり、量は約50~80ml。月経の色は暗紅で、始めは色が薄いが、だんだん深くなり、最後にまた薄くなる。月経の質としては、薄くも濃くもない、凝固しない、血塊はない、特殊の臭いもしない。というのが理想です。
生理痛はありませんか? 鎮痛剤は使用しますか?
生理痛はない、又はあっても軽い腹痛がする程度が正常です。鎮痛剤を服用するほど痛いのは、冷えや滞りがある証拠です。
生理前や生理時・排卵時など、生理周期によって体調に変化はありますか?(生理前に胸が張る、情緒が安定しないなど)
生理のときに下痢をする、または生理前に便秘する。生理前は情緒が安定しなくなり、だるくなり、食欲が増してしまう。生理前に胸が張るというのはホルモンバランスが正常でない証拠です。

ご相談の多い不妊症の原因

妊娠しやすいカラダとは、体の中をたっぷり綺麗な血液が流れていて、良い卵子が育ち、子宮が居心地がいい状態のことです。代表的な不妊症の原因の漢方的解説と改善方法を簡単にご説明します。しかし、お一人お一人、お体の状態は違います。自己判断せずぜひ専門のところでご自分に合った漢方薬をお飲みください。

①多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
 多嚢胞性卵巣は、成熟しきれない小さな卵胞が卵巣内にたまって、なかなか排卵しない状態のことを指します。
 漢方では、大きく分けて三つの原因がありそれぞれに違う漢方を使い分けます。3つの原因が絡み合っている場合も多く、一つ一つ丁寧に糸をほどいていくことで、自分の力でしっかり排卵できるようになります。
①痰湿・瘀血:
卵は育つけど、排卵が遅れるタイプ
②腎虚:
卵の育ちが悪く、排卵が遅れるタイプ
③肝鬱:
ものごとを考えすぎてしまってホルモンバランスを崩すタイプ
多嚢胞性卵巣症候群 PCOS イメージ
②子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫
 子宮内膜症は子宮内膜が、卵巣やその他の場所に存在し炎症や癒着をおこしている状態です。赤ちゃんができない原因が見つからない女性の約20%に、内膜症が発見されるため不妊と関係していると言われます。子宮筋腫は子宮内に、卵巣嚢腫は卵巣内にできる良性の腫瘍です。腫瘍があっても妊娠する方は多くいらっしゃいます。赤ちゃんができない原因が他に見つからない場合は、積極的に治療することが多いようです。
 漢方ではどれも、「瘀血(おけつ)」と言って血が滞っている状態です。手術をしても再発しやすいため、根本的な体質改善がおすすめです。漢方で赤ちゃんは良い血液の塊と考えるため、瘀血体質を改善し、綺麗な血液がたっぷり流れている状態を作ることが妊娠しやすい体質へとつながります。
子宮内膜症 イメージ
③高プロラクチン血症
 妊娠していないのに、プロラクチンという催乳ホルモン値が高くなってしまうのが「高プロラクチン血症」。プロラクチンは排卵を抑える働きがあるため、高プロラクチン血症の90%以上の女性が、生理不順です。
 漢方で、おっぱいは「肝」と非常に深い関係があります。特に乳頭は肝の通り道です。肝はストレスの影響を直接受けます。ストレスに強い身体を作っていきながら、鬱々したものを解きほぐす漢方がおすすめです。
高プロラクチン血症 イメージ
④冷え症
 冷えはあらゆる生体機能を低下させます。とりわけ、生殖機能を担う「腎」は体を温める役割を担っており、腎が弱いということと、冷え・生殖能力低下は直結します。また、全ての液体は冷えると固まるように、血液も冷えるとドロドロ傾向になります。綺麗な血液がたっぷり流れている状態を作り妊娠しやすい体質にするためには、冷えをとることが重要です。
冷え症 イメージ
⑤35歳以上の方
 年齢が高くなれば、妊娠率は下がり、流産率は上がります。西洋医学的には、劣化というのは体のサビで、その原因としては「酸化ストレス」や「糖化ストレス」とも言われています。  漢方では、老化は「腎」からおこります。親から受け継いだエネルギーをためておくところで、妊娠・出産などと非常に深い関わりがあります。漢方ではこの「腎」を強化することで体の老化を緩やかにすることができます。
35歳以上の方 イメージ

男性不妊

 男性不妊には、性交や射精に関わる性機能障害、精路通過障害、など様々あります。また、現代の食生活や生活環境の影響で男性の精子の数や質は全般的に低下しています。
漢方では、生殖機能の「腎」を強化するものや、ストレスによる不調を除くもの、胃腸を強化することで体力全般を高めるものなど、お一人お一人の体質に合ったものがあります。

 精子の検査結果は体調によって大きく変動しやすく、一度結果が悪かったからと落ち込まずに、心身の健康を回復させ、再チャレンジしていただきたいと思います。

※男性不妊は非常にデリケートな問題で、なかなか相談しにくいケースもあります。漢方みず堂には男性相談員も各店舗に常駐していますし、奥様が代理でご相談いただいても構いません。
男性不妊 イメージ

病院の不妊治療と漢方の併用について

 病院で不妊治療をしているから漢方は飲めないと思っている方も多いようです。漢方のアプローチは西洋医学とは全く異なります。

病院での最先端の治療と漢方を併用するメリットは
①副作用の軽減
②体本来の機能を高める
という点において大変大きく、最先端の治療をもってしても妊娠しなかった方が、漢方を併用することでうまくいった例も珍しくありません。
男性不妊 イメージ
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