みず堂ブログ

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2016.11.28 ベトナムでひったくりにパスポートの入ったかばんを盗られた話

 

2006年5月にベトナムのホーチミン市で当時在籍していた会社の、海外グループ会社各社の経営者が集まる会議があり、その会議と現地の工場見学に、研修という名目で参加させてもらえることになりました。

 

それまでに何度も中国には(時には一人で)行っていたし、今回は団体のツアーに同行するだけなので、ベトナムが初めてと言ってもあまり緊張感は無かったのですが、そこに油断のスキが生じていたことは、後になってイヤと言うほど感じさせられることになりました。

 

事件はホーチミンに到着したその日の夜に発生しました。

当日のホテルは日本の航空会社の名前が付いた、おそらく現地ではかなり高級な部類に入ると思われるホテルでしたホーチミンmapホテル ニッコー サイゴン

到着後、研修の同行者達と夕食に出ることになり、ホテルから歩いて出かけました。

ホテルの前の道路には、ただバイクにまたがって、路上を行きかう人々を眺めているだけの男がかなり多数おり、その目つきの悪さが気持ち悪かったのですが、あまり気にも留めず通り過ぎました。

 

後から考えれば、あのときに「あの目つきの悪い連中には気を付けた方がいいな・・」くらいに感じていればよかったのかもしれませんが、やっぱり団体で行った安心感からか、そこまで気が張っていなかったのでしょう。

 

夕食で少しアルコールも入り、時刻は現地の21時くらいだったと思いますが、歩いてホテルまで戻る途中でした。前方から電動バイクだったのか、音もなく無燈のバイクが歩道をゆっくり走ってきて、「歩道なのに危ないな」と思ったその瞬間、すれ違いざまに、私の手に持っていたバッグをすっと掴んで、走り去って行きました!

 

あっ、やられた! そう思ってバイクを追って走りましたが、さすがにバイクのスピードにはかなわず、どんどん遠ざかって行くバイクをただ見送るしかありませんでした。昼間の目つきの悪い連中は、ただボケッと眺めていたのではなく、ひったくりのカモになりそうなヤツの狙いをつけるために働いて(?)いたのであって、そのカモであった私がホテルに帰ってくるのを待っていたのでしょう。

 

カバンには財布も、帰りの航空券も、パスポートもまだ入れたままであり、盗られてしまったらちゃんと帰国できるのか?よくわからなかったので、まずはホテルのフロントで相談しました。さすが日系ホテル、女性の日本人スタッフが応対してくれて、「ひったくりのバイクを追いかけちゃダメです。以前、たまたま追い付いた人は殺されそうになりました。お金の問題だけならなんとかなります。追い付かなくてよかったですね。」とのお話。会社の上司からは会議などには参加しなくていいから、一人で残って帰国のための手続きをするようにとのご指示。

 

その後、ホテルスタッフに日本に帰れるようにするための手順を相談させていただきました。パスポートを再発行するには、領事館に行かなければならないが、領事館に入るためにはパスポートの提示が必要。この場合は警察が発行する盗難証明書を見せれば入れてくれる、ということで、警察に被害を届けに行かなくてはなりません。もう深夜になってきて、その日本人スタッフは「私は警察に同行できないけど、英語を話せるスタッフを行かせますので」という話だったが、結局その女性は警察まで一緒に来てくれました。警察では私が日本語で状況を話し、女性がそれを英語に翻訳し、現地ホテルマンがその英語をベトナム語に翻訳し、ベトナム人の警察官が調書を作る、という伝言ゲームのような状況で、ちゃんと伝わっているのか、全然わかりませんでしたが、とりあえず、証明書をもらうことができました。

深夜ホテルにもどって、盗られたクレジットカードの停止手続きのため、インターネットで連絡先を調べて、日本に国際電話。カードは止めることができました。また航空券を発行してくれた日本の旅行会社に電話して、盗られた航空券のコピーをホテルにFAXで送ってもらいました。

 

翌日、もうタクシーも恐くなっていたので歩いて領事館(在ホーチミン日本国総領事館)に行くと、ホテル ニッコー サイゴン領事館map

「帰国のための渡航書」という、帰国するまでの1回限り使える仮のパスポートみたいなものを作ってくれる、という話。ただしこれを作るためには写真と、帰りの航空券が必要とのこと。今なら航空券は電子チケットで、紙が無くなっても再発行できる?ようですが、当時はまだ紙ベースの時代。航空券も盗られていて無いなら、渡航書が作れない。

帰国のための渡航書

やむなくホテルに戻って、たまたま居た日本人旅行会社の方に伺うと、「世界中のどこの航空会社でも、航空券のコピーと盗難証明があれば無償で再発行してくれるけど、ベトナム航空だけは別。おそらくリファンドチケットという航空券を正規運賃で買い直しさせられると思います。何年か経って、無くしたチケットが使用されずに期限が切れたら、手数料を差し引いて返金してくれる、という制度、ほんと、忘れたころに返ってきますよ。」というお話。

 

別に保管していて盗られなかったクレジットカードを持って、ベトナム航空の営業所に行き、カタコト英語で話をすると、やっぱり買い直しが必要のようで、もうとにかくなんでもいいから売ってくれという感じで購入。領事館の前の写真屋で証明写真を撮って、再度領事館へ。

 

今度は「帰国のための渡航書」を作ってもらうことができますが、発行手数料35万ドン(日本円で2400円ほど)を現金で支払わなければならない。両替したベトナムドンはすべて盗られたので、ホテルに置いてある日本円を再度両替して支払わなければならない。またホテルに戻って手数料を用意し、ようやく渡航書を入手することができました。

 

領事館でもう一つ手続きが必要であることを教えていただきました。ベトナム入国管理でのステイパーミットを受ける手続きが必要とのこと。旅行者など短期滞在者はビザなしで入国できますが、正規のパスポートを持っていない場合等、入国日が特定できない場合は有効なビザを持っていないと出国できない、ということ。入国管理事務所ではベトナム語しか通じないし、なかなか外国人が行ってすんなり話が通るようなところではない、旅行会社でお金を払えば、代行で発行してもらえる、と言うことで、日本人スタッフがいる旅行会社に代行をお願いしました。丸一日ほど時間がかかりましたが、およそ100USドルの手数料で発行してもらうことができ、これでようやく帰国の準備ができました。

 

2006年5月、ホーチミンではAPEC高級実務者会合が行われるため、予定通りに帰国できなかった場合、泊まっていた日系のホテルは、もう宿泊の延長はできない、という話を小耳にはさみ、帰国できる目途が立って本当によかったと思いました。

結局、ベトナム現地では会議や工場見学など、すべての目的行事に参加できず、滞在期間中ずっと帰国のための手続きをする羽目になり、まるで「帰国の手続きをするために行った出張」になってしまいました。

 

帰国の日、ホーチミンシティ空港の出国ゲートで、私だけ足止めされ、結構待たされましたが、しばらくしたら「行っていい」ということで出国できました。日本でも、入国時に別室に呼ばれ、事情を聴かれましたが、すぐに終わり、この時ようやく「ひったくり事件」から解放されました。

 

家に着いたら、ますはホーチミンのホテルと領事館にお礼の手紙を書いて送りました。

 

海外旅行に行くときにはパスポートのコピー、パスポート用の証明写真、航空券のコピー、クレジットカードの連絡先、現地最寄の日本国大使館or領事館の地図+電話番号くらいは用意していくと、イザという時便利です。

ゆめさき店 湯川

2016.11.09 ぎんなん

11月に入りめっきり寒くなりましたね。

街路樹の葉も一段と色を増してきて、秋の深まりを感じます。

大和漢方水堂の近くにある大イチョウも黄色く色づき、

もうじき見ごろを迎えるようです。

 

イチョウの実と言えば、秋の味覚『ぎんなん』ですね!

先日父が親戚からもらって来たぎんなんを食べながら、ぎんなんのことが

気になったので調べてみました。

 

銀杏(ぎんなん)の原産地は中国。イチョウ科イチョウ属のイチョウの木の実ですが、

食べられているのは果肉ではなくその中にあるかたい殻に覆われた仁と呼ばれる部分です。

独特の悪臭を放つ外皮に素手で触るとかぶれてしまうので、

皮をむくときは必ず手袋を使用するようにしましょう。

古くから咳止めや痰きりの漢方薬として利用されていて、肺の熱を取って潤し、

咳や痰をはじめ慢性の気管支炎などを鎮める薬効があるのだそうです。

他にも尿の出を抑制する作用があり、頻尿や夜尿症の改善にも効果があると言われています。

βカロテン、カリウム、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンC、パントテン酸など

栄養素も豊富に含まれていて、

疲労回復、高血圧予防、眼精疲労の改善にも効果があるとされています。

 

 

ぎんなんの小さな実の中には栄養が詰まっているのですね!

栄養豊富なぎんなんですが、食べすぎると腹痛や嘔吐、下痢などの

中毒を起こすおそれがあるので、くれぐれも食べすぎには注意して、

秋の味覚を楽しみましょう。

 

 

村山

 

2016.10.24 上海上空の機内で商社マンに手を握られた話

 「海外でのトラブルシリーズ第四弾」、2006年に商社のアテンドで安徽省の合肥市に行った時の話です。 (第三弾はこちら) (第二弾) (第一弾)

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 合肥は安徽省の省都で歴史があり、三国志好きな方なら曹操配下の張遼が呉軍と戦った「合肥の戦い」を思い浮かべるでしょうか。市内の逍遥津公園には張遼の像が立っていました。

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(逍遥津公園の入り口と公園内の張遼の像:当時の携帯電話で撮影したせいか荒いですが)

 

 合肥へは今なら上海から高速鉄道で3時間ですが、私が行っていた当時はまだ高速鉄道は無く、鉄道だと7時間かかるため、合肥に行く時はいつも上海から空路で行っていました。上海-合肥間のフライトは約1時間ですので、たいして眠るヒマも無いほどすぐに着きます。

 

 この時は某商社の河瀬さん(私よりも若い男性)と一緒に行っていました。(河瀬さ~ん、元気にしていますか?) 事件は合肥での仕事を終え、帰りの上海虹橋行き夕方のフライト中に発生しました。

 

 仕事終わりの帰りの移動ということもあり、飛行機に乗ったらすぐに眠ってしまいました。窓側の席に座っていた私は、目覚めて外を見ると、既に真っ暗になった空の下に街の灯が見え、高度もかなり下がっているようなので「もうすぐ着陸だな」と思ってまた目を閉じていました。

 

 しばらくすると私の前の席に座っていた河瀬さんが、「湯川さん、湯川さん、僕、恐いんです・・・」と話しかけてきて、イスの横の隙間から手を伸ばして私の手を握ってきました。男性から手を握られてもあまり嬉しくない、というか、ちょっと気持ち悪いと思いながら「どうしたんですか?」と尋ねると、「えっ、湯川さん、知らないんですか?眠っていたんですか?幸せな人だな・・ 飛行機の車輪が出なくて、もう1時間も空港の上空を旋回しているんですよ。」という話。そういえば、さっき眼下に街の灯を見てから、かなり時間が経っているし、今眼下に見える灯はさっきも見たような気がする。「遠心力で車輪を出そうとぐるぐる回っているが、出ないみたい・・」と河瀬さん。

 

 今にして思えば結構緊迫した状況だったと思うが、その時はなにしろ眠りから目覚めたばかり、いや、むしろまだ半分眠っているような状態で、その状況を正確に理解できていなかったのかもしれない。「なんとかなるだろう、じたばたしても仕方ない」くらいの感覚で、また目をつぶっていました。

 

 しばらくしたら係員らしき男性が、私の数列後ろに座っている乗客のところにやってきて、何か話をしている。近くの誰かが「床下に潜って手動で車輪を出すので、ちょっと席を立ってほしい、と言っているみたい」と言っているのが聞こえた。

 

 床下で手動で車輪が出せるものなのか?と思いながらも、やがて機内アナウンスで「着陸します」と案内があり、機体は無事に、普通に着陸しました。着陸した瞬間、機内は大きな歓声と拍手に包まれました。

 

 結局その便はかなり遅れての到着になったものの、無事に着陸し、私たちもその日はもうホテルに泊まるだけだったので、(河瀬さんのメンタル以外には)被害はありませんでした。

 

 上海で河瀬さんとは同じホテルに宿泊でしたが、無事に着陸した後は笑顔が戻り、その夜も何事も無く、翌日無事に帰国しました。

(ゆめさき 湯川)

2016.09.26 私のお盆休み!

     こんにちは!

上田有美香の旅ブログ、第3弾です。
今回はお盆の出来事をお話ししたいと思います。
今年は初めてお盆の帰省というものを体験しました。
ピーク時よりは少し前に、しかも飛行機で帰りましたので
テレビでよく見る「新幹線乗車率120%」などには巻き込まれずに済みました。
お盆前半は大阪に帰省し、高校・大学時代の友人と懐かしい思い出に浸りながら近況報告もし合い
れているけどお互い頑張ろうと別れました。
後半は家族で大阪から佐賀まで車で帰りながら2〜3日で色々な場所に立ち寄りました。
まずは山口県の角島。
SNSに投稿されていたいつか見たいと思っていた絶景を見に行きました!
この日はよく晴れて海も青く澄みとても綺麗でした。
 tuno
その後私たちグルメ大好き家族は長崎へ本場の佐世保バーガーと長崎ちゃんぽん、皿うどんを食べに行きました。
皿うどんを頼むと想像していたものではなく揚げ麺ではない焼きそばのような皿うどんが出てきてびっくりしました。
揚げていないものも麺がもちもちして美味しかったです。
雲仙地獄めぐりにも行きましたよ〜。
 zigoku
最後に熊本県の黒川温泉と鍋ヶ滝を訪れました。
黒川温泉ではとても小さな洞窟風呂に入りました。
脱衣所も外の方から見えそうなほどオープンでヒヤヒヤしながら入りました(^_^;)
鍋ヶ滝はたまたま標識を見つけて立ち寄ったのですが、
滝の裏側にも入れてマイナスイオンをたっぷり浴びてきました。
 takitakiura
ここで鍋ヶ滝とか…
熊本県と大分県の県境にある阿蘇郡小国町(おぐにまち)にある美しい滝。
滝の高さは9m、長さ20mと小さめの滝で、新緑の頃は特にその姿は美しいと評判に。
その形と、あまりの美しさから「水のカーテン」と別名がついたほど!
10年ほど前の「お〜いお茶」のCMに起用されたことからその名が広まったそうです。
これにてわたしのお盆休みは終了です
こんなに家族と過ごしたのは久しぶりでした。
近くにいるとなかなか気づけない家族の大切さ、離れてみてその大切さが身に染みてわかりますね。
遊んだ分また頑張ろうと心に誓いました。

2016.08.22 ゆめさき店 キッズ薬局2016

 ゆめさき店では今年もこども薬剤師体験イベント「キッズ薬局」を開催します。

今年は8月3日と、明後日8月24日の2回開催です。

 ゆめさき店のキッズ薬局では、お母さん(保護者の方)に患者さん役になっていただき、キッズ薬剤師がお母さんから処方箋を預かり、ラムネ菓子の錠剤の分包と、ジュースを使ったシロップ剤を作って、患者さんであるお母さんにお薬の説明をして渡してもらうスタイルです。

(去年:2015年キッズ薬局の様子はこちら)

 

 今年、8月3日は午前、14時、16時の部の、計3回行い、最初の午前の部はおへそ保育園の園児さん10名で行いました。この回のみは保護者の方は来られず、保育士さん2名と園児さんだけの参加でしたので、園児さん同士で患者さん役もやっていただきました。今回はおへそ保育園の保育士さんが撮影した写真と、私たちが撮影した写真を交えて、8月3日当日の様子を紹介します。

おへそ_はじまり

 おへそ保育園の子たちは皆お互いに顔なじみのせいか、始まりからテンションMAX。とても楽しそうに薬を作って、薬を渡す時も大きな声でお友達を呼んで、にぎやかにお薬の交換をしていました。

2sa 2s 1s

 

 どのくらい楽しそうかというと、↓これくらいです。

3s

 

 午後の部ではもう少し大きい小学生の子の参加もあって、すこし落ち着いた雰囲気になりました。

5s 4s

 明後日8月24日も、予定している3回とも、全て予約で埋まりました。

薬剤師体験を楽しんでいただけたらと思います。

ゆめさき 湯川