症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2019/12/24 (火)

動けなくなるほどの頭痛

頭痛でお悩みの女性

高校生のころから頭痛でお悩みの女性。一番ひどかったのは高校2年生の時。病院で治療しながら数か月に1度程度まで頭痛の頻度は減っていました。

大学に入り、少しずつ薬を減らしながら社会人になり、お仕事を始めて半年経ったころに頭痛が再発・・。

頭痛の症状が出ると動けなくなるほど辛く「外出中に頭痛が出たらどうしよう」「怖くて一人で外出できない」「病院の薬の効きもだんだん悪くなっている」と、不安も次第に大きくなっていました。

また「頭痛が起きると、仕事を急に休まなければいけなくなり、周りの方に迷惑がかかる」と思い、気持ちまで落ち込んでしまうそうです。体もきついのに気持ちまで沈んでしまうことは本当に辛いことです。

「頭痛の回数を減らしたい」「頭痛が起きても落ち込まないようになりたい」そんな想いでの漢方スタートとなりました。

心身一如

漢方には「心身一如」という言葉があります。心と身体は一つの如しという意味です。いやなことがあってくよくよ悩むと胃の調子が悪くなります。怒ってばかりいると血圧が上がります。心の浮き沈みに身体は呼応しています。「病になっても病気になるな」。気持ちまで病む事はありません。まずは心を元気にしましょうということです。

「頭痛が起きても落ち込まないようになりたい」そんな気持ちを持てたことは、お客様にとって良くなる第一歩を踏み出せたと言っても過言ではありません。それほど、漢方では気持ちの持ち様が重要だと考えます。

いつか頭痛を気にせず海外に行きたい!

漢方を飲み始めて1ヶ月。頭痛は4回ほどあった。病院の薬の効きが良くなっている。

2ヶ月後には軽い頭痛が1回あった程度で過ごせた!

3~4ヶ月後には頭痛が出ていない!

5ヶ月経つ頃には、頭痛が2回あったが、長引かなかった。精神的に落ち込むことはなくなった。外出できないという不安もなくなってきた。

現在、病院の薬と併用しながら症状は月によって波がありますが、以前の落ち込みもなくなり、頭痛後の回復も早くなってきています。

頭痛とうまく付き合いながら、お仕事も頑張っているお姿を見ると、最初に「一人で外出が出来ない」と言っていた不安な頃と比べ、お話の中に自信のようなものも伝わってきます。

「いつか頭痛を気にせずに海外に行きたいな・・・」

最初にお伺いした時の夢もぜひ叶えていただけるように、サポートを続けていきます。

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