河端孝幸の読む漢方

60歳からの人生を考える

人生100年時代

もう間もなく1月も終わろうとしておりますが、おそらく、昨年初めて登場した言葉で、今後も用いられていくであろう言葉として、「人生100年」という言葉があります。
日本では、2007年に生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、我が国は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。
首相官邸でも、「人生100年時代構想会議」なるものが執り行われているようです。首相官邸によれば、1億総活躍社会実現について、その実現のための本丸は人づくり。子供たちの誰もが経済事情にかかわらず夢に向かって頑張ることができる社会。いくつになっても学び直しができ、新しいことにチャレンジできる社会。人生100年時代を見据えた経済社会の在り方を構想していきます。とうたわれております。
さらには、我が国の、構造的な問題である少子高齢化に真正面から挑み、「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」の実現を目的とする「一億総活躍社会」の実現と言う事も掲載されておりました。
我々が経験したことがない時代に向けて、新しいチャレンジが必要と言う事でしょう。


60歳からの人生

今までは、60歳定年。それが延長されても65歳くらい。ちょうどその端境期に差し掛かっている我々は、ようやくひと段落できるかなと思った矢先に、人生100年時代の到来。60最後の人生をどのように充実したものにしていくかが問われてきます。
ある方から教わったこと。
20歳代でいくら頑張っても年収での差は、100万円程度。それが10年間あったとしても1千万円。30歳代で頑張って年収の差は、200万円位で、30歳代の10年間で2千万円。40歳代になるとその年収の差は400万円位でその10年間で4千万円。50歳代での年収差は、500万円で、10年間で5千万円。60歳になると1年間で数千万円の差が付き、その後は格差が大きくなって行く。
まさにそうですね。現在は30歳~50歳代ではもっと大きな差があるでしょうけども、60歳を超えるとすごい差になってきます。
60歳からの人生を考える事がいかに重要かですね。

一生修行、一生勉強

あらゆる事が目まぐるしく進んでいき、つい10年前まではドッグイヤーと言われていました。犬の寿命が人間の7倍のスピードで進むため、それくらい世の中の進み方が早いと言う意味でしたが、現在は、マウスイヤーとも言われ、昔の18年が1年間での進歩とも言われております。
60歳以上に限らず、80歳の時にどうなっていたいのかと言う事を標榜し、それに向かって、常に勉強と言う事が必要でしょう。
3年もしくは5年ごとに見直し、自分を棚卸してみる。そんなことに自分の連続休暇を使って自分探しをしていく事。それこそが政府の言う働き方改革にもつながるのではないでしょうか。
現在はよく知りませんが、IBMの標語「THINK THINK THINK」ですね。